福は内。鬼は何処?
2020.02.06
今年もGH(グループホーム)では、節分に豆撒きをしました。穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっているそうで・・・
豆撒きには『魔目(豆)を鬼の目に投げつけて滅する』ということから、鬼に豆をぶつけることにより邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあるそうです。
GHでは、職員扮する鬼に皆で豆を投げました。
「鬼が可哀想」と、ご自分の口に豆を放り込んでいた利用者様もいました。
やさしいですね(笑)
さて、話は変わりますが・・・
先日、利用者様のI様が、自席で「背中が痒いから掻いて欲しい」と訴えていました。
少し掻いてから「すみませんが、洗い物がまだ終わらないので、済ませてしまっても良いですか?」と言いますと、スッと立ちあがりスタスタとキッチンまで歩かれ「スポンジは?」と。
ふらつきがあり、いつも職員にしがみつく様に歩かれるI様が、自らキッチンに立たれる姿は想像もつかず、大変驚いたのと同時にとても嬉しくなりました。
その時に撮らせていただいた写真です。
とても素敵な笑顔です。
「あら。あのおばちゃん、皿洗い手伝ってる♪」と、微笑ましい眼差しでI様を見てた利用者様達。
I様の笑顔に皆が笑顔になりました。