月夜と小ぐま
2021.10.18
先日、ご利用者様から1冊の絵本を寄贈して頂きました。なんとこれは、その利用者様が作者なんです!!
この作品は利用者様が高校3年生の頃に書いた童話を元に作られたもの
だとか。
昨年、下野新聞社新春文芸の短編小説部門にて1位を受賞され、
絵本として出さないかとのオファーがあったそうです。
利用者様は少し悩んだそうですが「一生に一度の事だから...。」と
決意し、絵描きさんや編集者、ご家族様の協力を経て
2021年10月15日に発売となりました('ω')ノ
早速拝読させて頂きました。
イラストがなくても情景をイメージさせやすい文章だったり、色々な展開が待ち受けていたり、ページををめくるたびにワクワクさせられる絵本には利用者様らしい優しさや少しヤンチャな感じやこだわりが詰まっていて、とても面白かったです。
鹿沼市内の全小学校や近隣の幼稚園・保育園などに
寄贈されたそうです。
元教師であるI様は他にも季節の花や植物についてお話して下さったり、フルートを演奏したり、オペラを歌ったり、奥の細道を制覇しようと
歩いたり、とにかく多趣味で自分の経験を皆さんに
シェアしてくださいます。
スタッフやクラスの皆さんもそれを毎回楽しみにしています。
年を重ねても好きな事の為に尽力出来る。
そして自分だけでなく周りにも分け与えられる。
私もその利用者様のように年を重ねていけたらなと思いました。
作者様です(*´▽`*)
顔出しの許可をもらって作品とパチリ✰
ちなみに「月夜と小ぐま」は全国どこの書店でも注文し購入することが
出来るそうです(*´ω`*)
秋の夜長に是非読んでみてはいかがですか...。